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司会:それでは、今から座談会を始めます。では、お願いします。 釈迦堂:僕は、1年前の10月は志望が決まっていない段階でした。マスコミを目指そうと心に決めたのは、11月の中旬ぐらいでした。そこからスタートしたので、エントリーシートが一遍にきて大変な思いをしました(笑) 司会:では、次にリクナビ、毎ナビ、日経ナビなど便利なものがあるのですが、実際、どのように使っていたか、伊藤さんどうですか? 伊藤:基本的にリクナビ、毎ナビを通さないと受けられない企業が多いです。例えば、RKBなら毎ナビ、KBCはリクナビっていう風に。なので、まずは登録するということと、就職活動イベントを開催する。参加するだけでは意味がないので、そこで人事の人をつかまえて、質問をするとか、前に座るとかして、名刺を頂く。イベントを利用して、一歩前に踏み込みことが大切ですね。 司会:春田さんはどうですか?春田:色々な就職活動サイトに登録しすぎると、どこに何を登録したのかわからなくなる。例えば、リクナビならリクナビ中心にエントリーするという形をとる。そして、RKB毎日放送なら毎ナビしかダメなのでそういったところは毎ナビでという形をとる方はいいですね。そして、どこのサイトにエントリーしたというのをノートにしておくと効率よく就職活動できますね。 司会:続きまして、自己分析についてですが、どのようにしたか教えていただけますか?徳田さんどうですか? 徳田:自己分析というと大げさなんですけど、僕は、他人に分析してもらっていましたね。例えば知り合いに「オレ、どんなとこが良い?悪い?」というように本音で語り合える友達がいて、結構毒舌で言ってくれる友達がいました。面接では相手に見られることが当然あるわけで、自分でわかる自分と他人から見た自分は違うので、そのギャップを埋める作業をしていました。 司会:なるほど。河北さんはどうですか? 河北:そうですね。僕も自己分析といってやった覚えはあまりありません。僕は旅行が好きで、旅行しながら、自分について考えてみる分析はしていました。その中で「自分は何がしたいんだろう」とか考えてました。就職活動が始まって、本気になった時は僕も1人でやったわけではなくて、例えば、他人に相談して世間話をしながら、「オレ、何がしたいんですかね?」とか、記者の方に直接お会いして、話を聞いたりしていました。色々な方と雑談することで分析していったという感じです。 三島:私の場合は本をたくさん読みました。良いのか悪いのかわかりませんけど、私の場合は結果的に悪い方に転んでしまいました。それは、マニュアル通りに自己分析してしまい、自分らしさとか自分らしく自分をみつめるということができませんでした。みなさんおっしゃっていた通り、最終的に行くつく所は、他人にどう思われるかが大事だと思います。サークルや両親にもたくさん聞きました。結局自分の事がわかったのも色々な人に聞いたおかげだと思います。 ![]() 司会:続きまして、OB・OG訪問ってどのようにアポイトメントを取って、会いに行くのですか?これについて、伊藤さん、春田さんはどうですか? 伊藤:私はかなりしました。延べ50人ぐらいは名刺を頂いたと思います。最初はコネとかあったらいいなぐらいでした。一番最初のOB訪問は去年の11月の半ばぐらいですね。マスコミはイメージが先行しがちなので、その方が何をしているのかを確認していました。また、訪問に行くと「何でマスコミ?記者?」という風に聞かれ、それが自己分析にも繋がった。おかげで「何で記者なのか」を追及することができた。すごく面倒を見ていただいて、人と人との繋がりが大切だと実感した。 春田:僕は教育大卒なので、マスコミ関係のOB・OGの方がいなかった。なので、CRSとかに足を運んで、OBの方を紹介してもらいました。最初にOB訪問した時に、仕事について聞きました。そしたら、その方が「オレ達は夢を売る仕事をしてるんだよ。」夢を売る何てかっこいいなと思ったのを記憶しています。普通に出た言葉なんでしょうけど、それが普通に出る仕事ってどんな仕事をしてるんだろうって思って、こっちも夢が広がりました。動機付けになりました。 徳田:人数自体は伊藤さんよりも少ないと思います。30、40人ですけど、1人の人に数回行ってるんで、週に3、4回とか行きました。実感したのは理想と現実をすり合わせる作業だなってことでした。やりたいことはあるんだけど、それは本で読んだこと。実際、今、現場で働いている人の意見をより現実に近づける、それがいい志望動機になっていったのかなって思います。面接慣れ、企業研究、自己分析にもなる。良いことづくしでした。筆記よりも大切だと思います。 司会:それでは、エントリーシートとか筆記試験について詳しく聞いていきたいと思います。業界研究の仕方を聞いていきたいと思います。それでは、春田さんどうですか? 春田:テレビ、新聞の業界研究なら、一番簡単なのはテレビ、新聞を見るということですね。例えば、大阪の放送局に受験に行く時に、朝5時に起きて6時の新幹線に乗らないといけないという状況でも、朝4時までテレビを見ていました。業界研究としてでなく、控え室で人事の方に印象を持っていただくためです。評価はしていなくても、人間の印象には必ず残りますからね。あと、新聞については一つのこういう考え方があるんだという見方で読んでいました。 司会:河北さんはどうですか? 徳田:僕は業界研究といっても、テレビを釘いるほど見たわけではないし、新聞もあまり読まなかった。だから研究といえば、「テレビは何で収益あるのか」という経営的な視点を研究しました。ちなみに、週刊ダイヤモンドに「テレビ局崩壊」という特集があるので、ぜひ見てみてください。確か、6月2日に出たと思います。 司会:釈迦堂さんはどうですか?釈迦堂:僕はOB・OG訪問を一切してなくて、新聞を受ける時には、各紙の特徴を把握してないといけないので、毎朝大学で各紙に目を通していました。印象に残った記事はスクラップしたりしていました。面接の時に、何を言ったら相手は喜ぶのかなって思いながら、読んでいました。 司会:ありがとうございます。それでは、業種、職種の決定はいつぐらいですか?そして、エントリシートを書き始めて苦労した点、心がけた点があればお願いします。釈迦堂さんどうですか?釈迦堂:先ほど言ったように大学での講義を聞いて、記者になりたいと思ったのですが、CRSに来て「出版社もいいな」と思うようになりました。結局、内定をいただくまで、業界とか業種ははっきりとは決められなかった。新聞が一番魅力的だとは思っていましたけど。出版社や新聞社を並行して受験していたので、エントリーシートも結構苦労しました。出版社独特の質問もあったので、考えるのは大変でした。 司会:徳田さんは?徳田:業界に関して言えば、福岡にある放送局のどれかって決めていました。職種はスポーツをかなり意識していましたが、営業についても勉強をしてみました。エントリーシートはとにかくきれいに書くことを意識していました。あとは、OB訪問でダメ出しされながら、形にしていきました。 伊藤:就職活動を続けるほど、考えが広がっていった気がします。初めは絶対記者だと思っていたのですが、テレビ局のOB訪問で記者だけじゃなくて、営業も、結局「放送」という商品を売っているんだと思うようになりました。何かを作るという作業が好きなんだなと思ったので、逆に考えが広がっていったと思います。 河北:何となく記者かなって感じで、KBC九州朝日放送を受けました。そうしたら思いの外、選考が進みました。でも、正直そこまで思い入れがなく、しかもあんまり営業もしたくないということで、うまく質問に答えることができなかった。そこで、記者という職種にこだわれる新聞社に絞っていきました。新聞社の中でも、志望の方向は結局最後まで志望の方向まで決めることはできませんでした。エントリーシートは自分で書いて、CRSの先生に訂正してもらったり、あとは、記者の方に見てもらったりしてもらいました。 三島:私はどうやったら紙1枚に自分を表現できるかを考えてました。実際に面接に行って、相手が食いついた所を覚えて帰って、自分でさらに追求していました。 春田:あまり業界を絞らずにやっていき、職種に関しては営業でいきたいなと思っていました。「放送局で何で営業?」「新聞社で何で営業?」っていうのは面接で聞かれました。教育学部出身なので、しつこく聞かれました。エントリーシートは伝えたいことを明確にして書きました。特にマスコミに関しては、目立つように意識しました。書く時はまず結論から書くということも意識しました。 司会:エントリーシート同様、キーポイントになってるのが筆記対策だと思いますが、みなさんどのような対策をしましたか?伊藤さんや河北さん、どうですか? 伊藤:私は新聞やNHKも受験していたので、かなり勉強しました。新聞ダイジェストを1年分買いました。特に後ろの問題を解きました。一般教養の天才や漢字の勉強もたくさんしました。SPIも1、2回解きました。 司会:河北さんは作文対策についてどうですか? 徳田:広告代理店に関しては、一般企業みたいなSPIが出ました。博報堂はキャッチコピーを考えるクリエイティブ系の試験がありました。 司会:それでは、一般企業の説明会とか行かれた方いますか?伊藤:おすすめ企業はトヨタ自動車ですね。マスコミとは少し離れていますが、勉強になりました。一般企業の説明会に行くと、逆に「何でマスコミに行きたいのか」ということが見えてくる気がします。 司会:徳田さんはどうですか?徳田:一般企業ってどんなことしてるんだろうっていう好奇心で行きました。各業界の現状を知っておかないと厳しいと思ったので。OBの方にもいろいろな業界を見て考えた方がいいよと言われました。 釈迦堂:僕も第一志望がマスコミだったので、あまり期待しないで一般企業の説明会に行っていました。でもいろいろ聞くうちに、商社や電気もいいなって思うようになりました。興味が広がっていきました。一方で、マンツーマンで話を聞くと「やっぱりマスコミかな」って思うようになりました。 司会:みなさん一般企業の説明会に行ってよかったと思われていますね。他に何かありますか? 春田:僕もトヨタ自動車の説明会は心に残っています。社員の方と直接話す機会があって、みなさん“トヨタ”という自分の会社に誇りを持っているのが伝わってきました。説明会に行ったら、直接社員の方と話してみるのも一つの企業選択の一つだと僕は思います。 司会:続きまして、就職活動も後期に入っていきます。やはり重要なのは、面接ですよね。感じたことやエピソードをお話下さい。徳田さんどうですか? 徳田:面接となるとみなさんガチガチになると思いますが、僕はむしろ楽しかったですね。OB訪問をたくさんしていたので、年上の方と話をすることは慣れていました。RKB毎日放送の1次面接で、ある方は準備したメモをブツブツ暗唱していました。そういう方法はやめた方がいいですね。いかに会話をするかを考えるべきですね。「面接=会話」かということですね。 伊藤:私にとってテレビ局の面接は大変でした。私は暗唱に近い形でした。喋りにまとまりがないことが弱点でした。忘れられないエピソードは朝日新聞社の1次面接で、辛かったエピソードについてしつこく突っ込まれ、大泣きしてしまいました。 河北:僕もあんまり緊張しませんね。面接官に「集中してる?」って聞かれたこともありました(笑)面接は苦じゃなかったですね。でもKBC九州朝日放送の局長面接、10対1は緊張しました。おかげで新聞社の役員面接などは緊張しませんでした。面接は経験を積んだ方がいいと思います。 三島:アナウンサー志望だったので、面接に行くと待合室から雰囲気が違いました。新卒よりもキャリアを積んできてという人が多かった気がします。面接で聞かれることも独特でした。14対1、15対1とかの面接もあったのですが、最後は開き直っていました。内定をもらった大分放送の面接では、部屋に入った瞬間にいきなり絨毯につまづきました。そこからふっきれました。面接は受け答えの切り替えしが求められていました。いかに自分の素が見られるかっていうことを感じました。 春田:面接は緊張しませんでした。面接に行く時、スタバに寄ってコーヒーを飲む。それから好きな歌を2曲聴いてから面接会場まで歩いて行きました。スタバを出た瞬間から僕の面接はスタートしていました。「普段通りの自分で行けばいいよ…」って言う人がいると思うんですが、僕は絶対違うと思います。普段、家で横になっている自分では内定はもらえない。程よい緊張感の中で、普段以上の自分が出せると思います。緊張しすぎは禁物ですが、コミュニケーションを大切にしてください。 釈迦堂:面接に行く時には、緊張をほぐす、顔色を良くするということで、ビールを1杯飲んでから、面接に行っていました。そうすれば、緊張せずに話ができました。テレビ局の面接はよくできたと思っていても、ダメだったりしました。新聞社の面接も落ちまくっていたので、開き直っていきました。その場で思いついたことを言うようになると、面接の結果も良くなっていきました。いかに素が出せるかが大事ですね。読売新聞の人事の方に聞いたところ、面接は入った瞬間から始まっているらしいです。頭の先から足の先まで見ているらしいです。最初の挨拶は大きく、はっきりと言った方がいいですね。面接に落ちてもあまりへこんだ記憶はありません。 ![]() 司会:就職活動を終えて、マスコミ内定における絶対条件って何ですか?また就職活動全体を通して、何かございませんか? 春田:就職活動を終えた時のことを、かなり前から想像していたのですが…内定を頂いた時は意外に冷静でした。内定を頂いた時は「ヨッシャー!」っていうより、「ホッとした」って感じでした。マスコミ内定に限らず、学生が就職活動をするうえで大切なことは「素直さと謙虚さ」だと思います。どんな情報でも素直に受け止めて、どんな批判でも謙虚に正す姿勢を大切にしてほしいと思います。そういった姿勢は必ず人事の方は見ています。マスコミ人を目指すにあたっては、「情報は疑ってかかれ」ということを伝えたいですね。テレビや新聞に書いてある情報が絶対ではないですから、必ず自分の足を運んで、足で稼ぐ就職活動をしてください。 三島:1年前の話になるんですが、自分の1ヶ月、2ヶ月後は本当に想像もできなかったです。でも、自分の中で5年後の自分というのははっきりとしていました。それは「テレビ局に勤めている」ということです。放送局に絞って就職活動をしたのが遅かったので、正直1年で決めようとは思ってなかったです。でも、2、3年かかっても放送局に入ろうと決めていたので、やっぱり食い下がる気持ちは本当に大事だと思います。そういうやる気とか意志の強さを私は買われたと思っています。面接ではいかに自分らしさを出すか、いかに表現するかっていうことが、私は大切だと思います。いろいろな人と話をして、いろいろな人に自分を見てもらう。そして自分をみつめる。みなさんも壁にぶつかるかもしれませんが、最後まで諦めずに就職活動を頑張って下さい。 河北:僕がアドバイスしたいのは、「これは誰にも譲らないぞ」というものを身につけてほしいですね。まず、自分が何をやりたいかを考えることが、筆記試験対策よりも重要だと思います。これだけはやっておいた方がいいということですが、自分の好きなことをやっていた方がいいと思います。自分が好きなことっていうのは、面接でも楽しく話せるし、緊張しても話せるはずです。それを話している自分も魅力的に映ると思います。好きなことやっていれば、それ自体が個性になると思います。 伊藤:就職活動は突然終わったので、「あー、そうなんだ」って感じでした。でもそこに行き着くまでは、自分なりに一生懸命努力をしてきました。中でも大事だと思ったことは、「まずは行動する」ということだったと思います。去年の6月にCRSに入ったこともそうですし、自分でOB訪問や会社説明会に行った時もそうです。まずは自分の足で確かめると、いろいろな人に出会えます。自分で動いた結果が内定につながったのではないかと思いました。私は、“泣く・騒ぐ・話す”ということがリフレッシュ法でした。 徳田:僕もガッツポーズするかなって思っていたのですが、内定の電話を頂いた時はとりあえずホッとしたという感じでした。TVQも内定したのは7月だったのですが、何でここまで頑張れたのかと考えると「執念」でした。野球でいう取れるか取れないかのボールを飛びつけるか、って感じでした。野球やってきたことが、やっとここで生きてきたのかなって思いました。“縁”ということですけど、つまりは“なるようになる”ということがわかりました。諦めることは簡単なんですけど、僕には絶対マスコミで働きたいという信念がありました。そこを神様が見ていてくれたのかなって思います。OB訪問で1人、目標とする先輩を決めるといいと思います。その人と一緒に働いているイメージをすると、モチベーションにもつながると思います。頑張って下さい。 釈迦堂:僕も就職活動を終えて、ホッとしたという気持ちでした。でも意外に喪失感も感じました。何だかんだで、就職活動って楽しかったんだなって思いました。やっててもらいたいことは、テレビと新聞はよく見た方がいいと思います。気になった情報はどんな情報でも軽んじることなく、メモしておくといいと思います。それが、思いもよらぬ所で役に立つということあります。それが、筆記試験や面接で聞かれたこともあります。情報を大切にしてほしいです。“縁”はあると思います。最後まで諦めないことが大切だと思います。 司会:今こうしてみて見ると、勉強していた頃からすると、非常にそれぞれが成長しているなと実感しました。今日はありがとうございました。![]()
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